ギャンブル依存症とうつ病治療の関係

ギャンブル依存症に陥るのは男性に多く、原因の一つにはストレスが関係していると言われています。過度のストレスを解消するための手段としてギャンブルをして、そのままのめり込んでしまう人は少なくありません。ストレス解消のためには自分の好きなことに打ち込むのが得策ですが、ギャンブルには金銭が大きく絡んできます。その目安として収支のバランスがあり、プラスになっているなら大丈夫といえますが、マイナスとなってもなお続けているのならば早期の脱却が必要でしょう。

ギャンブル依存症はうつ病から生じることが多いので、精神科や心療内科での治療が効果的です。メンタルが不安定になりやすい男性、ストレスを溜め込みやすい男性などはうつ病のリスクが高く、ギャンブル依存の発症率も高めです。蓄積したストレスが心身の状態を不安定にしているならば、ストレス対策が必要になるでしょう。必要に応じて精神安定剤や睡眠導入剤などを服用する場合もあります。気持ちが前向きになるにつれて、ギャンブル依存から脱却する男性は少なくありません。

また、特にこれといったストレスもなくギャンブル自体にはまってしまい、過度の脳内興奮に依存してしまっている人の場合は対策が難しくなります。原因が分からないギャンブル依存症から脱却するには、ギャンブルから遠ざかるしかありません。ギャンブル依存に陥っている人の多くは消費者金融などから借金をしていることも多く、借金をしないことはもちろん、現在ある借金を整理していく対策も必要でしょう。ただ借金問題の解決は看護師の専門外であり、こちらは弁護士や司法書士の管轄となります。