パソコンやスマホなど、デジタル機器が身の回りに当たり前に存在する現代では、大きな恩恵を受けると同時にさまざまな弊害も起こっています。その代表的なものが、デジタル依存症です。デジタル依存症とは、デジタル機器を多用することによって依存状態になることを言います。中でも、スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存が大きな問題となっているのです。
スマホ依存とは、常にスマホを操作していないと落ち着かない状態にあることを指します。ネット依存はパソコンやスマホでネットを使用しないとイライラしたり、対人関係を煩わしく感じたりする状態です。そしてゲーム依存とは、12ヶ月以上何よりもゲームを最優先し、ゲームの頻度を自分ではコントロールできない状態にあることを言います。デジタル依存症になると、心や体、そして生活にも大きな影響が出てきてしまうのです。
心への主な影響としては意欲や思考能力の低下、感情のコントロールが難しくなり攻撃的になるなどが挙げられます。一方、体への影響は睡眠不足や視力の低下、頭痛、肩こり、食生活の乱れによる栄養不足・過多などです。生活への影響は、睡眠不足によって学校や会社を休んだり、経済的に困難になるほど課金したりすることが挙げられます。デジタル依存症を防ぐには、スマホやネット、ゲームをしない時間を作ることです。現実世界で人や自然に触れることが大切で、それらの持ち歩きを止めることから始めましょう。
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